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製品のパッケージについて
共通の課題
サステナブルな梱包材へ変革のときです
いわゆる「よい梱包」とは、包んでいる中身に付加価値を与えるものです。保管中や輸送中に中身を保護する役割に加え、店頭に並んだときお客様の目につく役割も担います。エアークッションやビニールの緩衝材を使ったり、段ボールとテープで固定したり、つやつやのフィルムで目立たせたり。世界中では毎日数えきれないほど大量の商品が梱包され、出荷されています。
多くの企業では梱包材のサステナビリティが大きな課題になっています。梱包材をすべてなくしたり、使用量を減らしたり、再利用可能な材料や持続可能な素材に切り替えたり、アプローチも企業によって様々です。
粘着テープは梱包材のひとつ。私たちテサの出番と捉え、積極的に新製品の開発が進められています。
持続可能なパッケージへ
機能とサステナビリティの両立を目指します
私たちが全世界で販売している製品は約7,000種類。それぞれ形状や大きさに合わせて梱包し出荷しています。梱包材の役割は、お客様のお手元に届くまで中身を守ること。倉庫や運送会社の手に渡る間も製品の品質をキープします。店頭に並ぶ商品は、手に取ってもらえる魅力的なパッケージであることが重要です。これらの機能を損なわず、サステナビリティを両立することが求められています。
私たちは、バージンプラスチック(再生材料ではないプラスチックのこと)の使用量を大幅に削減します。3年以内に、全製品の梱包材をすべて再生可能な素材に切り替えます。プラスチックも回収して再生することができる素材です。つまり、私たちはプラスチックを完全に排除せず、再生プラスチックに限定して使う施策をとります。
もちろん、パルプなど木材や植物からつくられる紙や段ボールも再生可能な素材です。さらに古紙をリサイクルした再生紙は身近に使われています。紙素材においても、よりサステナビリティを高めるため適切に管理された森林などを資源とした原料への切り替えを進めます。2025年までに、紙素材の梱包材のうち80%をサステナブルな資源からつくられたものに切り替えます。
テサにできること
環境に配慮した梱包テープを提案します
植物由来のフィルムや再生材料を使用した梱包テープなど、様々な製品をご用意しています。植物から抽出されたコーンスターチや、適切に管理された森林を原料とした粘着テープは、従来の製品と比較してサステナブルな選択肢になります。
例えば、tesa® 60400 Bio & Strongは一見すると普通のフィルムテープですが、原材料の98%は植物由来です。tesa® 4713 Paper Standardは、段ボールにくっついたままでも古紙のリサイクルができる性能が認められています。
日本でtesa®ブランドを販売しているテサテープ株式会社では、いち早く梱包用テープのサステナブル化を決め、2022年5月頃から国内で使用しているすべての梱包用テープをtesa® 60400に切り替えました。
サステナビリティに配慮した梱包テープはさらに開発が進んでいます。今後も次々と新しい製品が投入されます。