TESA_OLED_112016_RS_N2_72dpi

スマートフォンの次世代イノベーション

テクノロジー

スマートフォンメーカーは次世代折りたたみ式デバイスの開発を継続しており、tesaは柔軟なディスプレイテクノロジーのための粘着ソリューションを提供しています。

フレキシブルなOLEDディスプレイ技術により、消費者は、拡張型スクリーンを装備したポケットサイズの携帯電話を利用することが、間もなく可能になります。

2007年の発売以来、スマートフォンは爆発的な人気を獲得し、2020年までに61億人がスマートフォンを所有することになると予想されています。 所有者数の増加率に加え、デバイスそのものの処理能力および機能、そして、特にディスプレイのサイズが進化し続けています。 初期のスマートフォンには、3~4インチの低解像度のディスプレイが搭載されていました。 現在の平均的なスマートフォンのディスプレイのサイズは、5.5インチです。しかし、フレキシブルなOLED(有機発光ダイオード)技術の躍進により、来年発売されるスマートフォンは、より大きなスクリーンを搭載しつつ本体の大きさは小型化したものかもしれません。

折りたたみ式ディスプレイの今後

世界トップのスマートフォンメーカーは、近年折りたたみ可能な携帯電話の実現に取り組んでいます。産業レポートによると、フレキシブルディスプレイ技術を搭載したスマートフォンが間もなく市場に披露されそうです。 消費者にとっての折りたたみ式デバイスの魅力は、明らかです。 それは、スマートフォン型とタブレット型の切り替えが可能なコンパクトなハンドセットです。 丸められるディスプレイ、その他様々な新機能が、2018 Consumer Electronics Showで披露されました。 機能的でフレキシブルなOLED TVにより、テレビを丸めてバックパックに収納し、友達の家に持っていくことも可能になります。 

フレキシブルなディスプレイの要件を満たすフレキシブルなテープ

折り曲げたり、畳んだり、丸めたり、フレキシブルなOLEDディスプレイの可能性は、とても大きなものです。 OLEDディスプレイのプラスチック製有機層は、LCDよりも薄く、軽く、よりフレキシブルです。そして、LCDとは異なり、バックライトが不要であり、さらに明るくなっています。 しかしながら、スマートフォンに対応するには、できるだけ曲げ半径を小さくする必要があります。そのため、折りたたみ式ディスプレイモジュールは、素材そしてプロセステクノロジーという点でも、大きな課題となっているのです。

折りたたみ式ディスプレイの全ての層(パネル、タッチセンサー、偏光版、カバープレート)が、折り曲げ可能かつ透明である必要があります。 さらに、スマートフォンの平均耐用年数を考えると、全層が10万回ほどの折畳みに耐えることができる高い耐久性を有する必要があるのです。 

tesaでは、次世代のディスプレイテクノロジーのニーズに対応するため、アクリルおよびPEフォームスクリーン固定テープの厳しい耐性試験を行っています。 折り畳まれた状態で様々なコンポーネントにかかる静的応力、そして開く時の素材への動的応力の試験も、この試験に含まれています。

次世代のスマートフォンに対応するtesaの先端粘着ソリューション

折りたたみ式ディスプレイが高い潜在性を秘めていることは、疑いの余地がありません。しかし、まずスマートフォンメーカーは、プロセス、素材、製造に関する数々の課題を解決していく必要があります。 tesaは、世界中の消費者電化製品OEMへの世界トップのサプライヤーとして、デザイナーおよびエンジニアと協力し、フレキシブルディスプレイの問題の解決に取り組んでいます。 側面OLEDカプセル化ソリューションからフレキシブルな基板へのフレキシブルなフィルムの光学クリアラミネート加工まで、幅広い知識を駆使し、次世代スマートフォンの開発へ貢献しています。 tesaのフレキシブルOLEDディスプレイ市場導入実現への取り組みに関する詳細は、ディスプレイ テープにてソリューションをご覧ください。