部品接着(永久固定)
スマートデバイスの部品を接着(固定)する用途で両面粘着テープが使われています。素材や目的に合った製品をご提案します。
スマートデバイスの部品を接着(固定)する用途で両面粘着テープが使われています。素材や目的に合った製品をご提案します。
スマートフォンをはじめ、民生品のスマートデバイスには部品を接着するために多くの粘着テープが使われています。
小さい面積で確実に接着することは当たり前となり、多様化する素材に適応することや、リワーク性、導電性、熱対策など様々な特性や機能が求められています。本ページでは、被着体となる部品ごとに求められる性能や特長の一例をご紹介します。
私たちテサはただ粘着テープをお届けするだけではなく、お客様の生産プロセスを改善することも念頭においた「接着ソリューション」をご提案しています。接着技術のノウハウを活かし、より良い製品設計を実現するためのお手伝いをいたします。お困りごとがございましたらお問い合わせください。
限られたスペースで確実に接着することが求められるため、薄く粘着力に優れた製品がよく使われています。ダイカットなどの加工がしやすい製品が好まれることもあります。
FPCは筐体内で180°程度曲げた状態で固定(接着)することがあるため、耐反発性(静的な反発力に耐える性能)や剥がれにくさが重要視されます。
アンテナはLSE(低極性)と呼ばれる難接着材料が使われていることが多いため、LSEの接着に適した製品が使われています。
耐反発性(静的な反発力に耐える性能)や、放熱などの熱対策が求められる用途も多くあります。
デバイスによって、様々なタイプの指紋認証センサーが搭載されています。この用途では、貼り合わせ工程の効率を重視した濡れ性に優れた製品が使われています。素早く密着し、気泡が入りにくいためです。素早く貼り直しができるリワーク性が求められる場合もあります。
超音波式の指紋認証センサー(ディスプレイ埋め込み型)の場合は、EMIシールド(電磁波シールド)の機能が求められます。
スピーカーの筐体とサランネットは素材が異なる場合がほとんどです。そのため、どちらの素材に対しても高い粘着力を発揮する製品を使う必要があります。しっかりシーリングする密着性も求められます。
他にも、被着面の形状に合わせた加工のしやすさや、粘着剤が染み出しにくい特性が求められます。
トラックパッド自身の機能を担保するため、しっかりと接着する性能が求められます。そのため、貼り合わせ工程中に気泡が入りにくい濡れ性の高い製品が使われています。
この用途では、貼り合わせ後に全体が均一な硬さを再現することが重要になります。
貼り合わせ工程中に気泡が入りにくい濡れ性の高さが重要視されます。初期粘着力の高さが求められることが多くあります。特にテープ厚(薄さ)の要求が厳しい用途です。
シリコーンなどのLSE(低極性)と呼ばれる難接着材料が多く使われています。LSEに適した粘着剤で、かつ高い粘着力(剥離強さ)が求められます。
また、せん断強度においても高い性能が求められます。
用途や求められる要件に適した製品をご提案しています。製品選定でお困りの場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。