強力接合・熱活性接着フィルム
一般的な粘着テープを超える接着性能を実現する熱活性接着フィルムをご紹介します。
一般的な粘着テープを超える接着性能を実現する熱活性接着フィルムをご紹介します。
スマートデバイスの薄型化や高機能化など、テクノロジーは今も進歩し続けています。部材を貼り合わせる面積は小さく複雑化し、生産効率の観点からも短時間で効率よく製造できる扱いやすさも重視されています。このような課題を解決するため、熱を加えることで化学反応(架橋)を起こし強力な接着ができる tesa® HAF(Heat Activated Film:熱活性フィルム)をご用意しています。硬化後は高温・高湿などの環境負荷に対し、非常に優れた性能を発揮します。また、油やアルコール等の薬品にも優れた耐性を示します(耐薬品性)。硬化反応は不可逆的な変化のため、再加熱してもフィルムが軟化することはありません。
高温熱活性接着フィルムと低温熱活性接着フィルムから構成されています。取り扱い製品の概要とその特性についてご紹介します。
tesa HAF® は、ニトリルゴムとフェノール樹脂を主成分とした高温熱活性接着フィルムです。120℃以上の熱と圧力で活性化され、化学反応(架橋反応)が起きてポリマー同士が繋がるため、強力に接合することができます。硬化後は高温・高湿などの環境負荷に対し、非常に優れた性能を発揮します。
※製品番号の下一桁は製品の総厚によって異なります。
tesa® XPUは、非常に低い接着圧力と110℃から200℃の温度で活性化されます。プラスチックと金属のような異なる被着体の貼り合わせ時も、強力で信頼性の高い接着が可能です。
※製品番号の下一桁は製品の総厚によって異なります。
tesa® LTRは、熱と加圧により活性化する熱硬化性樹脂の中でも、比較的低温で活性化するため、加熱に弱い素材との接着に適します。LTR 5848xと871xシリーズはプラスチックや皮革に非常に良く接着し、LTR 872xは特に布の接着用に設計されています。
※製品番号の下一桁は製品の総厚によって異なります。
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