接触型ICカードの製造において、チップモジュール(ICチップ)をカード内に永久固定する用途で粘着テープ(熱接着フィルム)が用いられています。様々なカード素材に対応が可能なtesa HAF® (Heat Activated Film:熱接着フィルム)をご提案しています。
スマートカード
ICチップモジュールの永久固定や、完成したカードの仮固定まで。粘着テープ製品はスマートカードの分野でも活躍しています。
接触型ICカード
tesa® HAFのメリット・特徴
- 長期間の永久固定に対応
- PVCやABS、PET、PC素材のカードに最適
- 一般的なアッセンブリ(製造)に導入可能
デュアルインターフェイスカード
決済系のカードやIDカードとして、デュアルインターフェイスカード(DIカード)の需要が高まってきています。デュアルインターフェイスカードの製造においては、アンテナとチップモジュールでの導通(導電性)が重要です。こちらの用途には、tesa® ACF (Anisotropic Conductive hotmelt Film:異方性導電ホットメルトフィルム)をご提供しています。一般的なアッセンブリ工程へ導入いただける製品で、接触型ICカードと同様にICチップモジュールを埋め込むことができ、導電性をもたせることが可能です。
tesa® ACF 8414のメリット・特徴
- チップモジュールの永久固定と、導電性を同時に実現
- PVCやABS、PET、PC素材のカードに最適
- 一般的なアッセンブリ(製造)に導入可能
完成したカードの仮固定
デジタル化の進む現在でも、様々なカードが世界中で使用されています。銀行のカードや各種IDカード、ギフトカードなど、様々な種類のカードがあります。製造されているカードの約20%は、郵便などでお客様の手元に届いています。郵送する際は、台紙に粘着テープでカードを仮固定する必要があります。大切なカードを簡単にはがす(外す)ことができ、粘着剤がカード表面に残りにくい専用の製品をご紹介します。
カードの仮固定用 製品の特徴
- 完成したカードをしっかり紙・台紙に固定
- 世界的なカード製造機メーカーと協力して開発した専用の製品
- カードを簡単に外すことができ、傷や粘着剤を残さない
- 高品質ライナー(はくり紙)によりセットアップ時間の短縮が可能
- 同一のUV蛍光顔料により、正確な工程管理が可能
- 自動貼りつけ機または手動のどちらにも対応