ステップ4:押しつぶすようにつける

ツルツルな面にテサスグルをつける

いちばん基本の手順です。テサスグルをしっかりつけるための方法をご紹介します。

Let's Sugru it!
ステップ1:つける面をキレイにする

01つける面をキレイにする

スグルをつける前に、つけるところがキレイになっているか確認します。表面にホコリや汚れがついていたり、水分が残っているとしっかりつかないことがあります。ティッシュペーパーなどを使って乾拭きしておきましょう。

ステップ2:開封する

02パッケージを開封する

テサスグルの個包装(アルミパッケージ)を開封しましょう。3ヵ所にある切れ込みから、手で開封できます。開きにくい場合はハサミを使ってください。

開封して空気に触れると化学反応によって硬化(架橋)がはじまります。真空パックに入れてもしばらくたつと固まってしまうので、必ず使いきってください。

ステップ3:こねる

03手で少しこねる

テサスグルを手にとり、粘土のようにやさしくこねます。長い間こねると手指の水分や温度によってスグルが柔らかくなってしまい、成形しづらくなったり固まるまでに時間がかかってしまうことがあります。ご注意ください。

ベタベタして使いにくいときは?
開封した個包装のパッケージやラップフィルムの上にスグルをおき、乾いたティッシュで手についたスグルをふきとってください。その後もう一度スグルを手にとってみると、ベタベタが少しおさまって扱いやすくなります。

ステップ4:押しつぶすようにつける

04グッと押しつぶすようにつける

接着したいところにグッと指でつぶすように押しつけ、やさしく指を離してください。

うまくつかないときは?
たくさんのテサスグルを一気につけると、うまくつかないことがあります。手でわけて、まずは少量をつけてみてください。つけたところにかぶせるように足していくと、上手にくっつけることができます。

ステップ5:なだらかにする

05しっかり密着させる

接着面とテサスグルの間にすき間があると、そこからはがれやすくなってしまいます。境目がなくなるように成形すると、小さい面積でもより強力に接着することができます。

気泡が入ってしまわないように注意して、スグルの中心から外側にむかって指でやさしく密着させましょう。

ステップ6:表面をととのえる

06表面の仕上げをしましょう

形が決まったら、仕上げをしましょう。指をせっけん水に軽く浸し、成形したテサスグル表面をやさしくなでると指紋や小さい凹凸がなくなりキレイに仕上がります。テサスグルが固まると光沢がでて、つるんとした質感になります。

接着面とスグルの間にせっけん水が入りこんでしまうと接着力が弱まってしまいます。せっけん水のつけすぎには注意してください。

*せっけん水を使わずになでるとマットな質感に

テサスグルですべり止めをつくるときや、マットな質感にしたいときはせっけん水をつけずに指でなでるだけにしましょう。表面のツヤが抑えられ、落ち着いた印象になります。すべり止め効果もアップ♪

ステップ7:24時間硬化する

07固まるまで待ちましょう

手に残ったスグルをティッシュでふき取り、せっけんで手を洗ってください。あとは固まるまでまつだけです。せっけん水をテサスグルの上に少しつけ、上からラップフィルムをかぶせておくとホコリ等を防ぐことができます。

テサスグルは、表面から内側に向かって硬化していきます。厚さによって、時間がかわります。厚さが1.5mmくらいのとき、目安となる硬化時間は12時間です(厚さ3mmの場合は24時間)。フックなど、ものをかける用途で使う場合は中心まで完全に硬化するまで長めに時間をおいてください。