原材料の調達から製品の製造・販売まで持続可能なソリューションを開発する
環境配慮型両面粘着テープtesa® 4965は、従来品と同等の性能を有し、よりサステナブルな素材を使用することで、持続可能な未来を見据えた製品にアップデートされました。従来通りの高い品質と性能を保持し、100% バイオマスバランス粘着剤と基材の90%にポストコンシューマーリサイクル(PCR) PETを使用することで、従来品と比べてCO₂排出量を40%
CO₂排出量削減に取り組む企業は、様々なアプローチで独自の持続可能性目標の達成に向けて前進することができます。粘着テープはお客様が取り組むべき最優先課題ではないかもしれませんが、検討に値する事項であると私たちは捉えています。環境配慮型tesa® 4965は、サステナビリティ目標を支える製品の一つとしてお客様をサポートします。また、第三者機関によって認証されているバイオマスバランスアプローチによる原材料の採用により、お客様に高い透明性を提供します。
マスバランス方式とは?
マスバランス方式は、「原料から製品への加工・流通 工程において、ある特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)がそうでない原料(例:石油由来原料)と混合される場合 に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法
一般的に環境に配慮した生産方法に切り替える場合には、大規模な設備投資が必要となりますが、マスバランス方式は既存の生産システムとサプライチェーンに適用でき、最小限の投資で再生材料の含有率が高い製品を生産することができます。また、バイオマスバランスの場合、バイオマス材料の使用割合を継続して増加させることに貢献でき、環境に配慮した生産活動を促進したい企業に適しています。
化石原料やリサイクルまたはバイオマス材料が生産プロセスで混合される場合、インプットとアウトプットの割り当ては複雑になりますが、ISCC PLUSなどの第三者機関の認証制度に基づいたマスバランス方式を用いると、材料特性を供給元から消費者までの流れに沿って追跡することができ、バリューチェーンの透明性を高めることができます。
バイオマスバランスアプローチとは?
バイオマスバランスアプローチは、プロセスに生物学的変換が含まれる場合、またはバイオナフサやバイオメタンなどの生物由来の原料を扱う場合に特に関連します。統合生産(生産フェアブント)の第一段階で再生可能原料が使用され、第三者機関による認証済みの手法により、特定の最終製品に割り当てられます。認証された製品 は化石資源使用量削減や温室効果ガスの排出量低減に寄与し、持続可能な発展に貢献します。 環境配慮型 tesa® 4965の場合、当社のサプライヤーはバイオマスバランスアプローチに基づいて持続可能な原材料を生産しています。
環境配慮型tesa® 4965の製造プロセス
当社のサプライヤーは、環境配慮型tesa® 4965の製造工程で使用される接着剤成分を製造する際に、化石原料の代替としてバイオナフサやバイオメタンなど再生可能原料を使用しています。接着剤成分はISCC PLUSの認証に基づいたバイオマスバランスアプローチを採用しています。
まず、認定された再生可能原料は、サプライヤーで接着剤成分に割り当てられます。その後、サプライチェーン全体にバイオマスバランスのとれた接着剤成分が十分に含まれていることを保証するために、ISCC PLUS によって認定された工場の生産プロセスでそれらの材料を使用します。
この認証は、ISCC の目標を達成するという当社の決意を示しています。ISCCに関する詳細はこちらをご覧ください。
導入効果を試算してみませんか?
このツールでご使用になる粘着テープのサイズと数量を設定いただくと、従来品の代わりに環境配慮型tesa® 4965を導入いただいた場合に削減できるCO2排出量を試算できます。
お問い合わせについて
製品に関するお問い合わせや、サンプルのお申し込みはこちらのフォームより承ります。
※各種調査・証明書発行のご依頼につきまして
今般、多くのお客様より環境関連の調査依頼やRoHS、chemSHERPAなど各種書類の発行依頼を頂戴しております。発行書類の管理上、弊社製品をご購入いただいております商社様や代理店様、加工メーカー様、支給元様へご依頼いただきますよう、宜しくお願い致します。お急ぎのところご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。