バイオマス由来の梱包用紙テープ tesa® 60408
サステナビリティ
2025年には世界の小売業の電子商取引売上高が7.4兆ドルに達すると予想される世界(出典:Insider Intelligence)において、信頼できる包装・梱包ソリューションの必要性は明白であると同時に、持続可能性に貢献するための一歩をどう踏み出すかが問われています。
tesa® 60408は、適切に管理された森林資源からなる紙の基材と、天然ゴム・天然粘着付与材樹脂で作られた粘着剤を組み合わせた、バイオマス素材の梱包用粘着テープです。tesa® 60408に含まれる炭素の92%はバイオマス由来です。この含有率は粘着テープ業界でも最高レベルの実測値として、DIN-CERTCOによる公式認証を取得しています。また、段ボールについたまま古紙としてリサイクルできる製品として、国際脱インキ産業連盟が定める脱墨性認証INGEDE 12を取得しています。 紙テープでありながら破れにくく、高い強度と優れた接着性能を有します。
私たちは、tesa® 60408をはじめとした革新的な接着ソリューションを通じ、お客様のサステナビリティ目標達成の一助となれることを願っています。この数年間、当社では環境配慮型梱包用粘着テープの開発に積極的に取り組んできました。このたび新製品の登場により環境配慮型製品のラインナップを拡大し、用途に合わせてお選びいただきやすくなりました。
私たちがサステナビリティへの取り組みにおいて早急に取り掛かっている分野は、大きく分けて3つ。「短期間で排出ガスを削減すること」「製品ライフサイクルと梱包材の持続可能性を向上すること」「信頼できるサプライチェーンを確保すること」です。技術革新を目指すことで、環境への負荷低減だけではなく私たち自身の事業における持続可能性を達成することにも目を向けています。
バイオマス由来梱包用紙テープの特長
テープの製造に使用されるバイオマス由来の材料を増やすことは、私たちが目標に掲げてきたことの一つです。これまでの研究開発が実を結び、DIN CERTCOより最高評価(バイオカーボン含有率85%以上)を獲得したユニークな製品tesa® 60408が誕生しました。
塩素を含まない基材と無溶剤のゴム系粘着剤が組み合わさり、再生段ボールを含むさまざまな種類のカートンに対して優れたタックと粘着性を発揮します。20kgまでの軽量・中量箱の封緘に、物流の厳しい環境下で信頼できるソリューションです。
tesa® 60480は、梱包用粘着テープとして高い引張強度を持ち、ハンドディスペンサーや自動貼付機での貼付けが可能です。また、シリコーンフリーの剥離剤を使用することで、様々なタイプのインクを用いた背面への印刷ができるため、お客様のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。
tesa® 60408 環境配慮型
紙基材 梱包用粘着テープ [92% バイオマス由来]
- 適切に管理された森林およびその他の管理された供給源から採取された紙を基材に使用
- 製品に含まれる炭素の92%がバイオマス由来
- カーボン含有率においてDIN-CERTCOによる公式認証および最高評価を取得