50年間たっても機能する製品は、あまり多くありません。テレビやコーヒーメーカーで想像してみてください。家電ゴミとして、すでに廃棄されているでしょう。シャツやズボンはどうでしょうか?50年間もたてば時代遅れになってしまいますし、きっと破れたり色が落ちてしまって着られなくなっているでしょう。では、パソコンは?50年前は、家庭用のコンピュータはほとんど普及していませんでした。
「古いものほど良い」という法則が当てはまるのは、赤ワインくらいかもしれません。では、粘着テープの場合はどうでしょうか?
ドイツ・ノルダーシュテットにあるテサの研究開発センターでは、50年以上前に製造された自社製品を最新技術を用いて性能試験を実施しました。いまも現役として通用する、素晴らしい結果が見られたのです。