tesa® 60412

水系粘着剤技術(tesa® WBT)

サステナビリティ

持続可能な製品を生み出す革新的技術

水系粘着剤技術 (tesa® WBT)

水系粘着剤は世界中のテサ工場で使用されており、無溶剤で粘着テープを製造する技術です。

水系粘着剤は従来主力であった溶剤系粘着剤を置き換える技術の一つとして発展し、その持続可能性の高さと共に現在世界中で広く使われています。

溶媒として水を使用するため、揮発性有機化合物(VOC)の発生を低レベルにとどめるだけでなく、安全性が高く取り扱いしやすいという利点があります。

なぜ水系アクリル粘着剤の持続可能性は高いのか?

  • 水系アクリル粘着剤は固形分(濃度)が高く、また溶媒が可燃性ではない為に乾燥に必要なエネルギーが少なくて済み、エネルギー効率の高い方法でテープを製造できます。
     
  • 水系アクリル粘着剤は、有機溶剤を使用しない乳化重合で製造されるため、高い安全性と効率を持ちます。
     
  • 水系アクリル粘着剤は、有機溶剤を使用しないためVOCの発生が少なく、臭気レベルも低くなります。
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Collecting natural latex from rubber tree.

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