たとえ少額だったとしても、コロナ禍で困窮する様々な領域への救済となり得ます。 一時的なクリニックや新型コロナ感染者の隔離施設として利用できる45平方メートルのテントは、966ユーロあれば、調達することができるのです。 10,400ユーロという額は、 新型コロナ対策用保護服を650着用意するのに必要な金額です。 そして10,800ユーロあれば、168,000人の手を1か月間、洗浄するための清潔な水を、用意することができるのです。シンプルですが、これも感染を防止する有効な対策です。
![国境なき医師団](https://www.tesa.com/ja-jp/files/images/202010/2/doctors-without-borders,8848153_crop3x1_18.jpg)
コロナ禍に立ち向かう
サステナビリティ
助けを必要とするところに手を差し伸べる。 テサは国境なき医師団(Doctors Without Borders)に100万ユーロを寄付し、世界中の新型コロナウイルス感染症のホットスポットで支援を続ける医師チームを支援しています。 寄付は医療援助団体の新型コロナウイルス感染症対策基金に送られます。
![国境なき医師団のイラスト 国境なき医師団のイラスト](/ja-jp/files/images/202010/2/illu-doctor-without-borders,8848154_fixedwidth_18.webp)
迅速、フレキシブルで、効率的な支援
「多くの人々にとって、困難な時だからこそ、財政的に健全な一企業として、当社はコロナ禍で困っている人々を支援し、防止対策の実施に貢献したいと考えています」と、ノーマン・ゴールドベルグ(Norman Goldberg)博士は語ります。 「テサは『国境なき医師団(Doctors Without Borders)』の長期にわたる人道援助活動と、このコロナ禍で支援の必要な地域や分野に、迅速かつ柔軟で効率的な支援を行うべきだと考えています」と続けながら、テサのCEOであるゴールドベルグ博士は、「国境なき医師団」に100万ユーロを寄付する意向を表明しました。
![MSF(国境なき医師団)が特に優先していることは、医療従事者の安全です。だからこそスタッフ全員が安全・危機管理の面で厳格な手順を守る必要があります MSF(国境なき医師団)が特に優先していることは、医療従事者の安全です。だからこそスタッフ全員が安全・危機管理の面で厳格な手順を守る必要があります](/ja-jp/files/images/202010/1/one-of-the-main-priorities-for-msf-is-the-safety-of-health-workers-and-that-is-why-all-the-staff-must-follow-strict-protocols-in-terms-of-safety-and-security,8848152_fixedwidth_18.webp)
© Doctors Without Borders
「国境なき医師団(Doctors Without Borders)」
医療・人道援助団体「国境なき医師団(Médecins Sans Frontières” / Doctors Without Borders)」は、1971年に設立されました。 医療体制が崩壊していたり、多くの人々が十分な医療ケアを受けられていない紛争地域等、人命が脅かされている場所に足を運び、医療活動を行っています。 医師や看護師、助産師に加え、ロジスティクスプロバイダーからなるこの団体の活動は多岐にわたり、 クリニックの運営から、子どもたちを支援する栄養健康センターの設置、ワクチン接種キャンペーンの運営、難民や強制移住者への医療、清潔な飲料水、トイレ施設や毛布などの寝具の提供等、数多くの業務を行っています。 「国境なき医師団」のドイツ支部は1993年に設立され、その資金源の90%ほどを民間からの寄付で賄っています。 そのおかげで、政治や経済的な利害関係といったしがらみに関係なく、自由に活動することができるのです。
![ノーマン・ゴールドベルグ博士 ノーマン・ゴールドベルグ博士](/ja-jp/files/images/202006/2/dr-norman-goldberg,8848156_fixedwidth_18.webp)
© tesa SE
「多くの人々にとって困難な時だからこそ、財政的に健全な一企業として、当社は、感染症で困っている人々を支援し、防止対策の実施に貢献したいと考えています。」
tesa SE、CEO
テサの歴史のなかでも最も大きな寄付のひとつ
「テサ社から寄せられた寛大な寄付に心から感謝しています。 多くの企業が『国境なき医師団』に寄せてくださった寄付金の中でも、とりわけ大きな額でした」と、カーチャ・カーソン(Katja Carson)氏は語りました。 「いただいた寄付金は、新型コロナウイルス感染症対策基金に充てさせていただきます。状況に適応しながら、既存のプロジェクトを継続および調整したり、新規プロジェクトを開始していくうえで、とても大きな助けになります。 例えば、毎月、保護マスクだけでも、300万枚も必要なんです」と、「国境なき医師団」ドイツ支部のCEO(最高経営責任者)代理を務めるカーソン氏は続けます。
![カーチャ・カーソン、国境なき医師団ドイツ支部 財務・管理担当責任者 カーチャ・カーソン、国境なき医師団ドイツ支部 財務・管理担当責任者](/ja-jp/files/images/202007/2/katja-carson-head-of-finance-and-administration-msf-germany,8848155_fixedwidth_18.webp)
© Doctors Without Borders
「多くの企業が『国境なき医師団』に寄せてくださった寄付金の中でも、とりわけ大きな額でした。」
国境なき医師団 ドイツ支部 CEO(最高経営責任者)代理
70か国以上で実施されるプロジェクトの数々
現在、「国境なき医師団」は、世界中の70か国以上の国で、新型コロナウイルス感染症と闘いながら、人々を支援しています。 多くの地域で、感染者数は急激に増加しています。 クリニックは過重な負担を強いられ、医療体制は、ますますひっ迫しています。 団体は、感染のコントロール、感染の選別、隔離エリアの設置、クリニックやケア施設で対応する職員の教育、そして住民への予防対策の教育等、様々な措置を実施しています。 さらに、行政団体へのアドバイス実施や相談への対応、そして医師団自身の対応能力の強化も手掛けています。
500万
ユーロ