今般のウクライナ情勢を受け、戦地から退避するウクライナの子どもたちやその家族を支援する「セーブ・ザ・チルドレン」へ20万ユーロ(約2,500万円)を寄付させていただきます。
セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちの権利を守るための活動を世界中でおこなっているNGO団体です。2020年にパートナーシップを結び、コロナ禍での活動などを支援してきました。テサグループのCEO・ゴールドバーグ博士は、ウクライナ情勢を受けて次のように述べています。「ウクライナから届く情報や映像を拝見し、皆が心を痛めています。いま私たちができることは限られていますが、現地でウクライナの子どもたちや家族を支援している皆さまの手助けになればと願っています。」
セーブ・ザ・チルドレンでは、2014年からウクライナの子どもたちや家族に対して様々な人道支援をおこなっています。心のケア(心理社会的ケア)をはじめ、衣服や暖房機器、衛生用品、医薬品などの支援物資の提供など、ウクライナ国内や国境周辺地域での活動を実施しています。ウクライナ国内にとどまり困窮している家族に対し、当面の生活費として食料品や医薬品などを購入するための現金支給等も実施しています。
テサからの支援は、厳しい冬を過ごすウクライナの人々を支援するセーブ・ザ・チルドレンの活動にあてられます。子どもたち向けのプレイエリアが併設された移動式シェルターなどが設置されます。また、被害を受けた子どもたちが必要とするサポートや心のケアを受けられるよう、分散したコミュニティの各地を訪れて調査・支援する活動資金としても使っていただきます。
また、ウクライナから脱出し難民となった子どもたちや母親の支援もおこなっています。ルーマニアやポーランドなど、難民を受け入れている地域ではセーブ・ザ・チルドレンの職員やボランティアの方々が食糧の提供などの支援をおこなっています。
「ルーマニアを含め、近隣諸国に到着する子どもたち全員の命を守ることが最優先です。安全で、食糧や飲料水があり、安心して必要なケアを受けられるシェルターが必要です。」セーブ・ザ・チルドレンの東欧地域ディレクター、イリナ・サゴヤンはこのように訴えています。